7月とは、まるで違う8月
7月は雨が少なく、水やりのことばかり考えていました。それが8月に入ると、台風や雨の日が増え、今度は多雨になりました。夜もそれほど暑くなく、23℃くらいまで下がる日もあり、熱帯夜はほとんどありません。最高気温も30℃前後の日が多く、真夏日にならない日さえありました。人間にとってはかなり楽ですが、畑の作物には7月の乾燥から8月の低めの気温、多雨、曇天への変化が大きかったように感じます。
きゅうり、ズッキーニ、オクラなどの夏野菜は、8月に入ってから明らかに勢いが落ちました。今年の8月は異常なのか、それとも昔の夏に少し戻っただけなのか。そんなことも考えました。
留守をすると、やっぱり何か起きる
8月は、5日間留守にしたことがあり、その後も2日ほど家を空けました。5日留守にした時は、戻ってみるときゅうりが40cmほどに巨大化し、実の重さでつるが支柱から落ちていました。露地の2株をそれぞれ3枝程度に整理しましたが、そのうち1株は、落ちた時に主枝の成長点が折れてしまったようです。それ以来、成長が止まり、実もつかなくなりました。一週間ほどたって、ようやく花がちらほら咲き始めたので、今は新しいわき芽が出てくるのを待っています。トマトは留守の間にもかなり赤くなり、まとめて収穫しました。大量に取れた分は煮て食べました。留守をすると、帰ってからの仕事は増えますが、その分、普段は気づかない変化もよく分かります。
夏野菜は、植えておけば勝手に取れるわけではない
今年のズッキーニは、初期にはしっかりした実が5〜6本取れましたが、後半は10〜15cmくらいの細い状態で成長が止まり、先端から柔らかくなって腐るものばかりになりました。株は逆に巨大化して、実がなる拠点が3か所ほどになり、葉まで含めると直径3mほど。隣の人参まで覆い始めたので、さすがに整理しました。受粉不良を疑い、人工授粉も試そうとしましたが、朝6時に見ても雌花が開いていない日が続き、結局、後半はうまくいきませんでした。
ナスは春からずっと調子が悪かったのですが、8月になってようやく実がつき始めました。古い枝は黒っぽく、花がついても落ちるものが増えましたが、その一方で、白っぽい産毛のある若い枝が伸び、そこには花芽がついています。古い枝から新しい枝へ少しずつ更新して、秋ナスにつながればと思っています。オクラも今年は思ったほど勢いがありません。
こういう状態を見ていると、自分は本当に野菜作りが下手くそなんじゃないか、と少し自己嫌悪にもなります。
それでも、収穫量としては「ちょうどいい」
ただ、今年は最初から株数をかなり抑えました。きゅうり2株、ナス1株、ズッキーニ1株、オクラ2株です。どれも多少失敗しているので、結果として収穫量は「ちょうどいい!!」くらいになりました。一人で食べるには、そのくらいで十分です。
きゅうりが多く取れた時は漬物にし、トマトが多く取れた時は煮て食べました。以前は5mの畝があれば、同じ作物をずらっと植えた方がいいような気がしていました。でも今年は、これはやめようと確信しました。4株も5株も同じ作物を植えると、うまくいけば取れすぎるし、失敗すれば畝ごと全部失敗します。家庭菜園は、そんなに欲張らなくてもいいのだと思います。
トマトは、やっぱり雨よけで作りたい
トマトは今年もかなり取れました。ただし、8月の雨で大玉もミニも見事に割れました。7月からかなり水を切った状態で育てていたところに、まとまった雨が入ったので、当然といえば当然です。割れていても家庭菜園なので、すぐ取って食べれば問題ありません。むしろ、「これだけ割れるということは、畑にしっかり水が入ったんだな」と思いました。その一方で、トマトはやはり雨よけで作った方がいいという確信も強くなりました。ハウスなら、雨を直接入れず、水分をこちらで調整できます。今年は春先にハウストマトで寒さと高温に苦労しましたが、7月14日に定植した「後半」のトマトは今のところ順調で、支柱に結びつけるくらいまで育っています。これが秋にどこまで実をつけ、いつまで収穫できるかは、まだ実験中です。
秋冬野菜の育苗は、簡単ではなかった
8月4日にキャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを播種しました。発芽はほぼ100%でしたが、発芽直後は見事に徒長しました。双葉が地面から2cmくらい上に開き、まるで貝割れ大根のようです。遮光ネットを使っていたのですが、その後、8月11日に播いた白菜は遮光せずに育てたところ、地面に張り付くように双葉が開きました。ここで、夏だから何でも遮光すればいいわけではないことがよく分かりました。大事なのは播種床を乾かさないことで、十分な水分があるなら、発芽後はむしろ光をしっかり当てた方がいいようです。前半は徒長気味だった苗も、その後は遮光を外し、水を控えめにして、風にも当てたことで、少しずつ茎が太くなってきました。去年よりはましです。今年こそ、短足骨太の苗を定植したかったのですが、実際には「やや足長、でも後半は骨太」くらいでしょうか。9月初旬には定植する予定です。育苗は、本当に奥が深いです。
お正月のために、本紅金時
もともと妻から、「お正月に使う野菜を作ってよ」と言われています。昨年は黒豆を約500g、八つ頭は小さいながら煮物一回分ほど収穫でき、そのほか大根、かぶ、小松菜、白菜を持ち帰ることができました。今年はもう少しグレードアップしたいと思っています。黒豆と八つ頭は自家採種で続けています。さらに今年は、金時人参に挑戦することにしました。品種は「本紅金時」です。本当は、かぼちゃが終わった跡地に8月20日ごろ播く予定でしたが、かぼちゃの収穫が9月にずれ込みそうだったので、場所を変更しました。八つ頭が発芽しなかったところと、長ネギが欠株になったところに、それぞれ1.5mほど空きがあったので、そこを使いました。しっかり水を入れて耕し、やや強めに転圧し、2条で合計30本分ほど点まきしました。一か所には種を多めに播き、薄く覆土してもう一度転圧し、水やりをしてパオパオをかけました。にんじんは苦手なので、今回は本当に慎重にやりました。「これ以上はできない(笑)」というくらいです。その後、月末には発芽が始まりました。第一関門は突破です。6月ごろに播いた牛蒡も2本残っているので、年末に食べられる大きさになれば、お煮締めの材料がまた一つ増えます。椎茸、筍、こんにゃくは、さすがに買います。
ミニかぼちゃは、最後は19個の収穫
8月31日、ミニかぼちゃを収穫しました。2株から17個、4.5kgです。その前に、表面にカビが出始めたものを2個先に収穫して食べているので、全部で19個です。
生姜を救出、ひまわりの種取り
生姜は、気がつくと周りのメヒシバに完全に負けていました。今年はもともと発芽が悪く、株数も少ないところへ、夏草に囲まれてしまったので、元気がないのも当然です。8月31日に周囲の草を取って救出しました。今から大きくなるかは分かりませんが、残った株には秋まで頑張ってもらいます。ひまわりは放っておいたものから種を回収しました。かなりの量になりました。これを見ていたら、来年は南ほ場6m×8mを一面ひまわりにするのも面白いと思い始めました。アブラナ科の冬野菜が終わったあと、そのまま夏はひまわり畑にする。夏の果菜は、今年の経験から必要な株数だけ空いているところに植えれば十分です。トマトはハウス、きゅうり、ナス、ピーマン、オクラ、ズッキーニは1株ずつ。あとはかぼちゃとモロヘイヤが少しあれば足ります。北ほ場は豆類、玉ねぎが終わったところは、次のアブラナ科冬野菜に向けて夏に熱養生する。今年南ほ場でやった流れを、来年は別の場所で回す。そんなことまで考え始めています。8月の畑を片付けながら、もう来年の夏のことを考えています。







