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20. 有機JASをとることを目的にしない
以前は、新しく有機農業を始める人から、「有機JASは取った方がいいですか」と聞かれることがよくありました。 最近は、あまり聞かれなくなったように思います。有機農業を本格的にやるのであれば、有機JAS認証を取るという考え方が、以前より普通になってきたからでしょう。 むしろ最近では、...
19. 「ブランディング」すれば、売れるという話
農業の相談をしていると、今でも「もっとブランディングしたい」「ブランド化して、もっと高く売りたい」という話をよく聞きます。 その気持ちは分かります。ただ、私は「ブランディング」という言葉が、かなり曖昧なまま使われているように思います。 ロゴを作る。商品に名前を付ける。おしゃれな袋...
18. 作りたいものと売れるものは同じではない
前回、農業は作るだけでは終わらない、という話を書きました。作ったものを売り、お金に換え、それで生活していくところまでが農業だとすれば、「何を作るか」も、作る側の事情だけでは決められません。 八百屋や流通の仕事をしていた頃、農家から「こんなものを作ったんだけど、売れないかな」と相談...
2026年秋の家庭菜園記録 9月〜10月
この秋は、夏野菜の終了、秋冬野菜への切り替え、さつまいもの収穫、玉ねぎ・にんにく・豆類の越冬作への移行が重なった。9月は雨が多く、台風による強雨もあり、秋冬作の初期生育には必ずしも条件が良くなかった。一方、10月に入ってからは、夏に不調だったハウス果菜が再び動き始めるなど、夏から...
栽培記録「トマト」(露路)
・3月16日 ミディトマト2株、大玉トマト2株播種 ・3月29日 シシリアンルージュ4株播種 ・種はスーパーで購入した果実から採種 ・5月21日 露地へ8株定植 ・本来シシリアンルージュをソバージュ栽培する予定だったが、ミディ・大玉4株を間違えてソバージュ区画へ定植 ・シシリアン...
17.作るだけでは、農業にならない
ここからは、少し生産者側の話をします。 農業を始める時、まず考えるのは、どう作るかだと思います。とくに有機農業なら、土をどう作るか、病害虫にどう対応するか、農薬や化学肥料を使わずにどう収量を確保するか。覚えることはいくらでもあります。 ただ、農業は作るだけでは終わりません。 作っ...
16.外の人に売ってもらう、という発想
有機農業を広げるのであれば、有機農業の外にいる人にも売ってもらわなければならない。今なら当たり前のことのように思いますが、私がそう強く考えるようになったのは、八百屋が少しずつ減っていった頃だったと思います。 共同仕入れセンターは、もともと八百屋のための仕入れセンターでした。農家が...
15.「有機だけで何とかしよう」としてきた限界
前回まで、有機農業を「高くて特別なもの」として扱ってきたことについて書きました。では、有機農業をもっと広げようとした時、私たちは何をしてきたのか。その一つが、有機の側で新しい仕組みを作ろう、ということでした。 有機専用の集荷場を作る。有機農産物だけを集めてトラックを走らせる。有機...