Ushiku Base 周辺

周囲の木について③ 金木犀が咲いて、5年後の庭を想像してみた

 周囲の木の話の最後は、最初に書いた金木犀です。 この金木犀は、2023年の晩夏に、家のベランダにあった鉢植えを牛久へ移植したものです。 ところが、2024年の秋も、2025年の秋も咲きませんでした。葉は元気そうでしたが、上へ伸びる枝が何本か目立っていました。その頃、切った方がい...

有機農業の流通・販売・制度論

14.有機は、なぜ「高くて特別」になったのか

 有機農産物は高い。 これは、昔から何度も言われてきたことです。八百屋をやっていた頃の感覚でいえば、一般の野菜の二倍、三倍ということも珍しくありませんでした。スーパーで98円で売っている野菜を、八百屋では298円、場合によっては340円で売る。そんな価格差もありました。 よく、「...

有機農業の流通・販売・制度論

13.自分たちで始めたのだから、自分たちで売る

有機農業の初期の流通について、本では、有機農業がまだ小さく、量も少なく、流通も弱かった時代に、産消提携や自然食品店、有機専門流通が必要だったと書きました。それは今でも、その通りだと思っています。普通の市場やスーパーに有機野菜を持っていけば、普通の商品として売れるような時代ではあり...

Ushiku Base 周辺

周囲の木について② コナラを残して、雑木林っぽい庭に

前回、周囲にあった杉、シラカシ、コナラのことを書きました。 2024年1月に境界の大木を伐ってもらった後、敷地にはシラカシやコナラの芽がかなり出てきました。その中から、今はコナラを中心に残しています。 自然に発芽したものもありますし、周囲にたくさん出ていた小さな苗を、庭のバランス...

Ushiku Base 周辺

周囲の木について① この土地にあった木と、コナラを残すことにした

気がついたら、金木犀が花をつけていました。これは、この地の開拓の初期、2023年の晩夏に、家のベランダにあった植木鉢の金木犀を移植したことから始まります。いつも畑と雑草のことばかりなので、金木犀は木と言えるかは別にして、今回は「木」について書いてみます。 周囲の木といえば、気にな...

有機農業の流通・販売・制度論

12.「説明すれば売れる」と、本気で思っていた

前回、有機農業が広がらない理由を、外側にばかり求めていてよいのだろうか、ということを書きました。振り返ってみると、私自身も長い間、「有機の良さを理解してもらえば売れる」と考えていました。それは、今になってそう思うということではなく、当時は本気でそう信じていました。 八百屋では、毎...

有機農業の流通・販売・制度論

11.有機が広がらないのは、誰のせいなのか

前回まで、昔の有機農業を支えた流通の仕組みについて書いてきました。 産消提携があり、八百屋があり、共同仕入れセンターがありました。農家と作付を決め、毎週出荷量を調整し、たくさん採れれば「振り分け」で八百屋も引き受ける。農家、センター、小売で6:1:3という考え方もありました。 今...

有機農業の流通・販売・制度論

10.「6:1:3」を守っていたら、八百屋は続かない

前回、注文していないトマトが10箱届いた「振り分け」の話を書きました。 当時の有機農産物の流通には、「6:1:3」という考え方がありました。農家が6、共同仕入れセンターが1、八百屋が3。200円で売る野菜なら、農家120円、センター20円、八百屋60円という考え方です。 ただ、実...