有機農業の流通・販売・制度論

11.有機が広がらないのは、誰のせいなのか

前回まで、昔の有機農業を支えた流通の仕組みについて書いてきました。 産消提携があり、八百屋があり、共同仕入れセンターがありました。農家と作付を決め、毎週出荷量を調整し、たくさん採れれば「振り分け」で八百屋も引き受ける。農家、センター、小売で6:1:3という考え方もありました。 今...

有機農業の流通・販売・制度論

10.「6:1:3」を守っていたら、八百屋は続かない

前回、注文していないトマトが10箱届いた「振り分け」の話を書きました。 当時の有機農産物の流通には、「6:1:3」という考え方がありました。農家が6、共同仕入れセンターが1、八百屋が3。200円で売る野菜なら、農家120円、センター20円、八百屋60円という考え方です。 ただ、実...

有機農業の流通・販売・制度論

09.注文していないトマトが、10箱届いた

八百屋を始めてまだ間もない頃の話です。 その日の朝のことは、今でもよく覚えています。配送を頼んでいたので、店に行くと荷物が届いていました。その中に、トマトの4キロ箱が10箱ありました。 当時の私の店では、トマトは1日に半箱くらい売れればいい方でした。2日で1箱、1週間に3箱くらい...

Ushiku Base ビオトープ

初秋の池を眺めて

このところ、ずっと雨です。秋雨前線、台風、熱帯低気圧の影響で、もう一週間以上、断続的に降っています。時々、かなり強い雨にもなります。 関東全体がどうなのかはわかりませんが、少なくともうちの周辺では、この夏の後半は日照不足で、気温も低めだったように感じます。6月から7月は暑く、夏ら...

有機農業の流通・販売・制度論

08.農家と八百屋が「何を、どれだけ作るか」を先に決めていた

ここまで、有機農業の流通がどのように始まったのかを書いてきましたが、一つ断っておかなければならないことがあります。私が知っているのは、日本の有機農業の流通の歴史すべてではありません。私自身が入ったのはポラン広場であり、さらにその源流をたどれば、『みんな八百屋になーれ』を書いた長本...

有機農業の流通・販売・制度論

07.「あなたたちは畑を耕してくれ、俺たちは街を耕す」

私がポラン広場の仲間に入った理由は、ものすごく単純です。1999年に八百屋を始めるにあたって、店で売る有機野菜や加工食品を仕入れることができたからです。正直に言えば、入る前には、こんなに「濃い」集まりだとは思っていませんでした。ただ、私もこういう集まりが嫌いではなかったので、入っ...

Ushiku Base 栽培記録

栽培記録「ミニかぼちゃ」

播種:5月3日 播種方法:直播2か所、各1粒まき 予備苗:1粒をポット播き 種:ダイソーのミニかぼちゃ、50円で3粒入り 補植:5月24日、直播1株が消失したためポット苗を補植 栽培株数:2株 仕立て:当初は1株3枝を基本に管理 栽培方法:地面を約3m這わせ、その先は支柱へ誘引 ...

Ushiku Base

8月の畑 雨が戻り、夏野菜が終盤に入り、秋冬作が始まった

7月とは、まるで違う8月 7月は雨が少なく、水やりのことばかり考えていました。それが8月に入ると、台風や雨の日が増え、今度は多雨になりました。夜もそれほど暑くなく、23℃くらいまで下がる日もあり、熱帯夜はほとんどありません。最高気温も30℃前後の日が多く、真夏日にならない日さえあ...