ズッキーニは、実がついても育たない
今年のズッキーニは、最初のうちは順調でした。初期には、しっかりした実が5〜6本取れました。ところが、その後は様子が変わりました。実はつくのですが、10〜15cmくらいの細い状態で成長が止まり、先端から柔らかくなって、とろけてしまいます。株そのものは元気で、むしろ元気すぎるくらいです。株元というか、実がなる拠点が3か所くらいに増えて、葉まで含めると直径3mほど。隣の人参が完全に迷惑しています。
調べてみると、最近の実の不調は、受粉不良の可能性が高そうです。ズッキーニは、雌花の根元に最初から小さな実のようなものがありますが、受粉がうまくいかないと、少し伸びたところで成長が止まり、先端から柔らかくなってしまいます。
今年の8月は雨が多く、曇天も多いので、昆虫による受粉もうまくいっていないのかもしれません。そこで、次に雌花が朝開いていたら、人工授粉を試してみることにしました。
株の方も、3か所ある成長点を全部残す必要はなさそうなので、人参を救出する意味でも少し整理します。
働かない枝は退場です。
きゅうりは、成長点が折れると止まる
きゅうりは露地に2株あります。5日間留守にした時、実が大きくなりすぎて、その重さでつるが支柱から落ちてしまいました。
帰ってから、2株とも3枝程度に整理しました。
ところが、そのうち1株は、落ちた時に主枝の成長点が折れていたようです。
それ以来、見事に成長が止まりました。
当然ですが、新しい実もつきません。
側枝もあまり元気がなく、主枝と同じように止まっている感じでした。
一週間ほどたって、ようやく花がちらほら咲き始めました。
今は、折れた主枝の下や側枝の節から、新しいわき芽が出てこないか見ています。元気なわき芽が出れば、それを新しい主枝として育て直せるようです。
きゅうりは、どんどん伸びて、どんどん実がなるイメージがありますが、成長点が一つ折れただけで、こんなに動きが止まるんだな、と初めて分かりました。
ナスは、古い枝から新しい枝へ
ナスは、春に定植してからずっと調子が悪く、なかなか実がつきませんでした。それでも、ここへ来てやっと実がつくようになりました。
最近見ると、古い枝は黒っぽいのですが、その中から白っぽい枝が伸びています。よく見ると、表面に産毛がたくさんついた若い枝で、花芽もついています。
一方、古い枝は花がついても、そのまま枯れて落ちてしまうものが増えてきました。
そこで、古い枝を少しずつ整理して、新しい枝へ更新していくことにしました。
一気に丸坊主にするのではなく、元気な若い枝を残しながら、働かなくなった古い枝を減らしていきます。
ナスも、植えておけば秋まで勝手に実がなり続ける、というわけではないようです。
私は、やっぱり野菜作りが下手なのか
こういうことが続くと、「自分は野菜作りが下手くそなんじゃないか」
と、少し自己嫌悪にもなります。
きゅうりは折れる。
ズッキーニは実が途中で腐る。
ナスはなかなか実がつかない。
オクラも今年はそれほど勢いがありません。
夏野菜というと、苗を植えれば、あとは勝手にどんどん実がなって、毎日収穫に追われるようなイメージがあります。
実際には、そんな簡単ではありませんでした。
ただ、今年は一つよかったことがあります。
最初から株数をかなり減らしました。
きゅうり2株、ナス1株、ズッキーニ1株、オクラ2株。
それぞれ失敗もあるので、結果として収穫量は、
「ちょうどいい!!」
くらいです。
一人で食べるには、このくらいで十分です。
多く取れたら、多く取れたで大変です
トマトだけは、かなりムラがありますが、結構たくさん取れています。トマトはおいしいので、これはいくらあってもいいです。
5日間留守にした時には、一気に大量に赤くなっていたので、まとめて煮て食べました。
きゅうりも、たくさん取れた時には漬物にします。
それでも、毎日同じ野菜が何本も何個も取れると、さすがに食べきれません。
以前は、5mの畝があれば、そこに同じ作物をずらっと植えた方がいいような気がしていました。
でも今年やってみて、これは違うな、と思いました。
一つの作物を4株も5株も植える。
つまり、5mの1畝を全部同じ作物にする。
これは、少なくとも私の畑では、もうやらないことにします。
うまくいけば取れすぎます。
失敗すれば、畝ごと全部失敗します。
何より、一人で食べるには多すぎます。
欲張らないくらいが、ちょうどいい
今年は、作物ごとの株数を抑えたことで、失敗しても被害は小さく、うまく取れても食べきれるくらいになりました。きゅうりが2株。
ナスが1株。
ズッキーニが1株。
オクラが2株。
このくらいでも、ちゃんと夏野菜を食べています。
そして、失敗したら、その原因を一つずつ見ています。
ズッキーニは受粉。
きゅうりは成長点。
ナスは枝の更新。
植えておけば勝手にどんどんなってくれるわけではありませんでした。
でも、家庭菜園なら、そんなに欲張らなくてもいいのかもしれません。
今のところ、食べる量としては、これでちょうどいいです。

