・3月29日 シシリアンルージュ4株播種
・種はスーパーで購入した果実から採種
・5月21日 露地へ8株定植
・本来シシリアンルージュをソバージュ栽培する予定だったが、ミディ・大玉4株を間違えてソバージュ区画へ定植
・シシリアンルージュ4株は当初芽かきして管理したが、後半は上部が放任状態
・大玉は初期に約10玉収穫。その後はミディサイズが中心
・同じ株・房でも果実の大きさや形にかなりばらつきが出た
・後半は長雨による裂果、腐敗、虫害が増加
・青どりして室内追熟する方法が有効だった
・10月3日 全株撤収、支柱も片付け
・2027年は雨よけハウス中心、品種の分かる種・苗を主力にし、基本二本仕立てで栽培予定
今年の露地トマトは8株です。
3月16日にミディトマト2株、大玉トマト2株を播種し、3月29日にシシリアンルージュ4株を播種しました。いずれもスーパーで買ったトマトから採った種です。
5月21日に露地へ定植しました。
当初の計画では、シシリアンルージュ4株をソバージュ栽培にして、ミディと大玉は芽かきをしながら仕立てるつもりでした。
ところが、定植時に間違えました。
ミディと大玉の4株をソバージュ区画へ植えてしまいました。
気づいた時にはもうそのまま行くしかありません。シシリアンルージュの4株は芽かきをして育て始めました。
ソバージュにしたミディと大玉
ミディと大玉の4株は、ほぼ放任で育てました。
大玉は初期に10玉ほど、それらしい大きな実が採れました。ただ、その後は大玉らしい大きさのものはほとんどなくなり、中心はミディサイズになりました。
さらに、不思議なことに、この4株からミニトマトのような小さな実もできました。同じ房でも丸いもの、細長いもの、大きめ、小さめと、かなりばらつきました。
最初は、近くに植えたトマト同士が虫などによって交配したためではないかと思っていました。
しかし、これは今年の花粉の影響で果実の形が変わったわけではないようです。
そもそもスーパーで買ったトマトから採った種です。元のトマトがF1品種であれば、その種を播いた次の世代では性質が分かれます。「アイコから採った種だから、またアイコになる」ということではありません。
今年のトマトの形や大きさがばらばらだったのは、この影響がかなりあったのだと思います。
芽かきしたはずの4株も、最後はソバージュ
シシリアンルージュ4株は、最初は芽かきをして育てました。
ところが、夏になるとトマトの勢いに作業が追いつかなくなりました。
脇芽を一つ見逃すと、その枝があっという間に伸びます。次に来た時には、その枝からさらに脇芽が出ています。
最後は上の方が完全にソバージュ状態になりました。
今年やってみて、私はどうも、トマトを厳格に一本仕立てにして、何段もきれいに取るという栽培が苦手なようです。
それより、ある程度枝数を持たせた方が、実際にはたくさん採れたようにも感じました。
ただし、完全放任では枝葉が込み合いすぎます。来年は雨よけハウスで、一本仕立てにこだわらず、二本仕立てくらいで管理してみようと思っています。
雨が増えてから、露地トマトは厳しくなった
夏の前半は比較的きれいな実が採れました。
ところが後半、雨が増えてくると状況が変わりました。
赤くなるまで樹につけておくと、割れます。割れたところから傷みます。虫に穴を開けられた実も、その後腐ってしまいます。
赤くなった実を見つけて喜んでも、裏側を見ると傷んでいることが何度もありました。
そこで途中から、まだ青くてきれいなうちに収穫することにしました。
これが思った以上によかったです。
十分に大きくなった青い実を採って置いておくと、順番に赤くなります。樹上完熟に比べれば多少味は違うのでしょうが、普通においしく食べられました。
写真の右側が青どりしたトマト、左側が追熟して赤くなったものです。
この写真の量だけではなく、青どりを始めてからは、この3〜4倍くらいは収穫したと思います。
樹につけたまま腐らせるくらいなら、青いうちに採って追熟した方が、今年のような天候ではずっとよかったです。
10月3日、片付け
10月3日、露地トマトを全部片付けました。
株の下には、熟し切って落ちた実がまだたくさんありました。
「ありがとう!」
と樹に声をかけて、草を抜くように株を引き抜きました。
支柱も全部片付けました。
半年近く場所を占領していたトマトがなくなると、一気に畑が広くなりました。
ここはこれから、そら豆、グリンピース、スナップエンドウの区画になります。
来年はこうする
今年の一番大きな反省は、露地トマトそのものです。
雨が多くなると、裂果、腐敗、虫害が一気に増えました。
来年は、無加温ハウスを早植えのために使うのではなく、トマトの雨よけとして使います。
また、スーパーのトマトから採った種だけで主力を作るのもやめます。
自家採種やスーパー由来の種は実験としては面白いですが、主力は品種の分かる種か苗を使います。
仕立ても、一本仕立てにこだわらず、基本は二本仕立てくらい。
今年はかなり無法地帯になりましたが、そのおかげで分かったこともたくさんありました。
トマトは、来年もう一度やり直しです。


