じゃがいもを掘ってみたら、ずいぶん立派でした

2026/07/07

畑とまわりの記録

 7月1日、じゃがいもを収穫しました。

天気は梅雨の中休みの曇り。翌日の未明から雨予報だったので、その前に掘ってしまおうと思っての収穫です。


今年のじゃがいもは、3月4日に植え付けました。種芋は18個。全部、1/2に切ったものを植えています。植え付けたあと、18本すべて発芽して、そこから収穫まできました。数字だけ見ると当たり前のようですが、まずは全部出そろって最後までいった、というだけで、かなり気分がいいものです。


掘ってみてまず驚いたのは、思ったよりずっと出来が良かったことでした。

収量は合計で14kgほど。特大サイズが10個以上あり、中には500gを超えるものもかなりありました。逆に、ブドウみたいな小さい芋はほとんどなく、100g以下のものはあっても、「細かいのばかり」という感じではありませんでした。全体として、数よりサイズが出た年だったのだと思います。

育っている途中の印象では、正直そこまで大豊作という感じはありませんでした。

地上部の茎葉は、わさわさと巨大化したわけでもなく、むしろ落ち着いた感じでした。けれど、最近になって株元の下の方から枯れが見え始めたので、そろそろだろうと思って掘ってみたら、土の中ではしっかり太っていました。見た目だけでは分からないものです。


もうひとつ、今回かなり印象に残ったのは、ほとんどの株が1本、あるいは2本立ちだったことです。

じゃがいもは芽かきをするものだと思っていましたが、今年はほとんどその必要がありませんでした。結果として、芋数はそこまで多くなく、その代わりに一つ一つが大きくなったのだろうと思います。実際、特大が多くて、小芋が少ないのは、まさにそういう出来方です。


ここで思い当たるのが、植え付けのやり方です。

3月4日を思い返すと、種芋は1/2に切って、切り面が縦になるように植えました。切り面を下にする、というやり方も見たことがありますが、今年は縦です。この向きが、出てくる芽の向きや本数に多少影響したのかもしれません。もちろん、それだけで全部が決まるわけではないでしょうが、結果として1〜2本立ちが多かったことを考えると、一因ではあったように思います。


そして、掘ってさらに驚いたのが、種芋の原型がかなり残っていたことでした。

これは、最初ちょっと意外でした。じゃがいもというのは、種芋が全部なくなって、その養分が新しい芋に回っているような印象があったからです。でも、実際には、元の種芋の形がわりとはっきり残っているものが多かった。後から考えると、これも異常というほどではなく、初期生育や芽数、土の状態などで普通にあり得るようです。ただ、その場では「え、残るんだ」と思いました。


では、今回のじゃがいもが、なぜこういう出来になったのか。

今のところ、いちばん大きい理由は、**芽数が少なかったこと**だと思っています。1株から3本、4本と立たずに、1本か2本で進んだことで、養分が分散せず、大きい芋ができやすい形になった。そこに、春の土づくりと、元肥を入れすぎなかったこと、株数が揃ったことが重なって、全体としてバランスの良い収穫になったのではないかと思います。


逆に言えば、今年のじゃがいもは、「数をたくさん取りにいった」わけではなかったとも言えます。

でも、家庭菜園として考えると、このくらいの出来の方が、むしろ満足度は高いかもしれません。小さい芋をたくさん洗って、どうしようかと考えるより、大きくてしっかりした芋がごろごろ出てくる方が、やはりうれしいものです。


今回の収穫で、じゃがいもについて一つはっきりしたのは、やりすぎなくていい、ということでした。

芽かきも、今年は結果的に不要。地上部も暴れすぎず、でも地下ではしっかり太る。じゃがいもは手をかけすぎるより、基本を外さず、あとは大きく崩さない方がいい作物なのかもしれません。


来年に向けての学びとしては、まず、今年のやり方はかなり悪くなかった、ということです。

そのうえで、もし来年もう少し中くらいのサイズを増やしたいなら、芽数の出方を見て植え方を少し変えてみてもいいかもしれません。反対に、今年のような大きめ中心で満足なら、無理にいじらず、このやり方を基本形にしてもよさそうです。


家庭菜園では、立派にできると、つい「もっとこうしたら」と考えたくなります。

でも、今年のじゃがいもに関しては、まずは素直に、よくできたな、でいいような気がしています。